アケビ
一昨日友人がアケビの実を皆に分けました。
私もいただきました。
家に持ち帰って、厚い皮を割って、
中身をスプーンですくって食べました。
実の部分は黒い小さな種が多くて、
甘い白い部分少なく悔しく思いますが、
自然の甘さを味わうことができます。
突然小学生の頃、上級生について山中に分け入り、
アケビ狩りをしたときのことが記憶に甦りました。
アケビはつる植物で他の木にからみついて生えています。
高い木の枝先にからんで実をつけていることが多く、
上級生が木によじ登ってアケビの実をとってくれるのを、
下級生の私は下から眺めているだけでした。
アケビを袋いっぱいにして山から下りると、
皆で山分けにします。
高い木によじ登って収穫した上級生は、
最も大きくて熟した実を最初にとり、
下級生の私たちは小さ目の実を分け前としていただきました。
上級生たちの中には熟した大きな実を袋には入れず、
こっそりと自分のズボンのポケットに隠している人もいました。
そのことに他の上級生は気づいていたのか気づいていなかったかわかりませんが、
誰もなに何も言いませんでした。
私もそれを指摘する勇気はありませんでした。
アケビ
2014年11月16日 · コメント(1) · 未分類
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Zoila // 2017年03月28日 3:31 AM
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