スフィンクスの謎(2)
11月11日のブログでスフィンクスの謎について述べました。
人間は神性を宿しているが、
同時に獣性も持っているということを述べました。
その獣性とはスフィンクスの謎の中で「四つの足で歩く」と表現されているという着想をえました。
ヨハネの黙示録の中で野獣という言葉で表現されているのは、
獣性に囚われている人間のことではないかというのがというのが、
この着想に基づく私の個人的解釈です。
無関係に思えるかもしれませんが、
日曜日の夜8時から放映されているNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」では、
農民の子から身を興し天下人となった豊臣秀吉が、
自分の権勢を誇って千利休を切腹させ、
軍師官兵衛の知恵を怖れて、
石田三成の姦計を受け入れ官兵衛を冷遇する様が描かれています。
更に自分の子供に権力を継続させたいがために、
甥の秀次を切腹させます。
これまでの世間の常識では、
豊臣秀吉は出世頭の模範で三英傑の一人となってきました。
軍師官兵衛というドラマでは秀吉の家来石田三成とともに、
権勢に執着するマインドの固定化された哀れな人物として画がかれています。
これが私の解釈では人間の持つ獣性の一つです。
その背景のもとにヨハネの黙示録を読むと、
野獣と表現されているものは、
自分の権勢のために他者を追い落とそうとする獣のような意識を持つ人であると理解できます。
ということで、
スフィンクスの謎のインスピレーションは、
ヨハネの黙示録を理解する鍵を与えてくれるかもしれません。
スフィンクス(2)
2014年11月18日 · コメント(1) · 未分類
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Augusto de Arruda Botelho // 2017年03月28日 3:19 AM
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