月
「秘教占星学」の本には、1.太陽宮、2.上昇宮、3.月。と注目すべき三つの視点が示されています。
先のブログで1と2について述べました。
3の月について述べる前に確認しておきたいことがあります。
俳優さんたちはドラマの中で、
ある時は主役を演じてドラマの中で最も脚光を浴びます。
またあるときには脇役を演じて主人公への注目を際立たせます。
優れた俳優さんは主人公と脇役すべてを演じることのできる人だと思います。
魂はおよそ2万5千8百年かけて黄道十二宮をめぐり、
すべての星座の特質を習得すると占星学は教えています。
私たちのパーソナリティーも舞台で演じる俳優さんたちと同じく、
ある星座の下に生まれれば主役を演じ、
ある生涯では脇役を演じることになります。
3.月 について。
月のフォースは過去のフォース・タイプを示していると述べられています。
「月は過去のものを示す」と書かれていることから、
私は月の位置と座相がその人の過去世を暗示していると受け取りました。
たとえば月が人馬宮(射手座)にある人について調べる時は、
「秘教占星学」の索引から人馬宮の項目を読みます。
人馬宮の象徴は弓矢を一点に向けて集中する姿を示しています。
この人は過去世において、
目的意識を明確に持って努力していたことが分かります。
その他月の人馬宮における度数・他の惑星との座相(アスペクト)などから、
この人の過去世の様子が示唆されています。
3.月の記事の中に、「限界と現在の生涯」「魂の牢獄」という言葉があります。
上記「目的意識を持って生活する」という姿勢が「牢獄」を意味しているということは、
目的意識はパーソナリティーの目的だったに違いありません。
今生で成功する秘訣は上昇宮が示すエネルギー、
即ち、巨蟹宮の示すことを発揮することです。
それには上昇宮が暗示するように、
感性に敏感になって大衆意識を知ることだと思います。
イニシエーションの道にある人なら、第六光線を発揮することです。
月
2014年12月18日 · コメント(0) · 未分類
タグ :
コメント (0)
コメントはまだありません。