分離意識
学生時代に故加藤周一氏の著作を読みました。
その中の使われていた「タコツボ化」という術語を、
自分が在学している大学の先生方に当てはめて、
私は有頂天になっていました。
今考えると私自身がある分野を専門的に研究してタコツボ化していたのに。
当時はそのことに気づきませんでした。
その専門知識のために一種のエリート意識を抱いていたことを、
正直に告白しなければなりません。
タコツボ化という言葉がうまく表しているように、
狭いタコツボの世界に潜り込んで世界のことを知らずにいる状態です。
この状態で「自分の意識レベルは平均以上だ」、
という一種のエリート意識はいかに愚かなことか。
このことを気づかせて下った神さまに感謝しています。
分離意識でよく取り上げられた人々は、
新約聖書に描かれているパリサイ人と呼ばれているユダヤ教の一派です。
彼らは自分たちを「神に選ばれた民族」であるという「選民思想」を持ち続けました。
ユダヤ教以外の人々を「異教徒」として低く見て、自分たちを上に見ていました。
今でも自分たちは純粋なユダヤ民族であると考え、
分離意識を持ち続けている人もいます。
実際は世界のあらゆる民族は多かれ少なかれ何らかの混血であるのが本当ですが。
とっくに人間界を卒業して覚者となっているべき人々が、
分離意識のために人間界を卒業できず、
輪廻の大車輪をいつまでも廻らねばなりません。
「分離という罪悪は、この地上から追放されねばならない」
「いのちの水を運ぶ者」(メッセージ第93信)
Dominik // 2017年03月28日 8:21 AM
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