昨夜の「花燃ゆ」の文のセリフに感激しました。
花燃ゆの作者はドラマの中で新時代の愛を表現しています。
松陰の妹文と久坂玄瑞は、
結婚したばかりですが、
玄瑞は藩から江戸行きを命ぜられ、
武士として志しをとげるべく、
文との結婚を解消して江戸に行こうとしています。
その久坂玄瑞に向かって、
文は「離れて生活しても江戸に向かって、
朝起きればおはようございますと言い、
夜寝る時にはお休みなさいと言います」と告げます。
熱しやすく冷静さを失いやすい久坂の性格を、
「妻の私が萩にいて手綱を引くようにすることが、
私の志しである」というようなことを告げて、
文は久坂玄瑞の離婚を思い留まらせます。
一緒に生活しなくても、
あたかも目の前にいるかのように、
文は江戸の久坂に愛念を向けようとしています。
私は文のセリフを聞いて、
このドラマの作者は、
新しい時代の愛を示しているのだと思いました。
次のサイトでこの、「花燃ゆ」第１２回のあらすじをご覧になれます。
http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/story/story_12.html
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