秘教日記

長く政治権力を保持し続けることに
心を砕き続けてきた政治家たちと、
戦争の悲惨さを直接身をもって経験し,、
二度とそれを経験したくないと考える民衆の頭の中は
全く異なっています。

民衆にとっては、
阿部首相が考えているほど、
日本にとっても東アジア全体にとっても
軍事的な日米同盟は重要ではないです。

日本の政治権力者は、
米軍が他国からの侵略に対する抑止力としての意義を持つと考えますが、
民衆にとっては、
むしろ米軍の沖縄在留は、
沖縄県民に戦争の脅威を身近に感じさせることになっています。

過度な軍事力はその国にとって、
大きな財政負担を強いるだけで、

軍事費の負担は、
時として軍隊を動かす権力者に、
物質的野心を抱かせるかもしれません。

民衆の平安な生活には寄与するものではなくなっていることを
世界は徐々に知りつつあります。

軍事力を強大化させてきた国の財政状態と軍備を最小限にして、

平和外交を心掛けてきた国々の繁栄ぶりが知られているからです。

他国を信頼せず、
軍事力を誇示することが
どれ程愚かなことであったかを間もなく世界は知ります。