26日の「花燃ゆ」で、
吉田松陰が井伊直弼と対峙します。
「開国は幕府だけの権威によって決定すべきことではなく、
天皇の意向を伺いつつ、諸藩の詮議により、
合意に基づいて決定すべきである」
という趣旨が松陰の訴えたいことだと思います。
そして井伊直弼の権威主義的決定に抗議します。
井伊直弼の方は、
松陰の反権威主義的態度こそが、
幕藩体制の権威を揺るがし、
治安を乱す元となっているとして松陰を断罪します。
松陰は斬首の刑に処せられます。
私はこの場面をみながら、
なぜか子供の頃に読んだ仏教説話集の次のお話しを思い出しました。
それは旅のお坊さんに食べてもらうため、
たぬきやサルなどの森の動物たちが、
それぞれ食べ物を探してくるのですが、
ウサギはお坊さんに差し出す食べ物を探し当てることができず、
自分から火の中にとびこんで、
「どうぞ、私を食べてください」
と告げるのです。
それで、
ウサギは餅つきの姿がお月さまに残されているというお話しです。
子供心にウサギの犠牲心に心を動かされました。
松陰の犠牲心と重なったかもしれません。
Augusto de Arruda Botelho // 2017年03月28日 8:28 AM
It’s really very complex in this active life to listen news on TV,
therefore I just use internet for that reason, and take the hottest news.