被災地に赴き、
家の後片付けをしている人々が、
映し出された映像をTVで見ているたとき、
顔が大写しにされたことがありました。
労役に取り組んでいる様子は
被災者に同情する固い表情であることは
見ていてもすぐわかります。
固い表情をしていますがその奥に、
ある種の喜びの表情が隠れているのを私は見逃しませんでした。
後片付けが一段落したとき、
被災者から告げられる感謝の言葉を聞く時には、
それが爆発するかのように、
破顔の表情として現れます。
人によって喜びの感覚はそれぞれ違うでしょうが、
たぶん共通しているのは、
「他の人の役に立っている」という満足感です。
他者を出し抜いた時の自己満足感と真逆です。
DK覚者が提供してくださった、
「奉仕の科学」という冊子には、
瞑想よりも奉仕の方が、
解放する効果が勝っていることが述べられています。
「奉仕して上昇しなさい」と覚者は呼びかけます。
ボランティア活動を喜んで行う人は、
そんなことは何も知らなくても、
ハートに満足感を感じているに違いない。
次回は、無為自然について書きます。
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