秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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無為自然

2015年10月08日 · コメント(0) · 日記

無為自然という言葉を表面的に受け取る方は、
無為無策の意味、「何もしないこと」である、
と受け取るかもしれないと私は心配しました。

老子の説く無為自然の意味は、
そうではありません。

老子の教えを深く研究している人は、
老子の「無為」は「なにもしないでいること」ではないと言います。
詳しく説明します。

「老子でいう『無為』は、
 意図や意思、主観をすべて捨て去って、
 『道』(天地自然の働き)に身を任せて生きる
 ありようを意味しているといえます。
 『老子』はこの「無為自然」を理想のあり方としました。
(http://textview.jp/post/culture/8081)から引用。

この中の説明で、
(パーソナリティーの)
「意図や意思、主観をすべて捨て去って、
 天地自然の働きに身を任せて生きる」というありようは、
 感性がマヒしている人には難しいことです。

老子の説く「無為自然」は、自然の運行を敏感に感知し、
自然の営みを補助するように、
私たち人間が活動することを言います。

だから、大自然の中で自然の息吹を感じ、
自然の厳しさに立ち向かう冒険家の感性は、
マヒした感性を蘇らせるのに適しています。

知性的であることを追い求めるうちに、
私たちは感性をマヒさせたのかもしれません。

老子の無為自然という言葉の説明をよむと、
感性は魂意識に属する感じがします。

クリシュナムルティは、
その感性を取り戻すことを、
私たちに訴えていたのかもしれません。

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