ニュースによれば、
中国は南沙諸島の人工島周辺の領有権を主張し、
12海里以内は中国の了解をとることを要求しているとのことです。
それに対しアメリカがイージス艦を派遣し、
「航行の自由作戦」を実施したと報じられています。
中国のインターネット上では、
「侵略者を撃沈せよ」といった強硬意見が多く飛び交っているそうです。
中国の民衆の中には、
武力衝突があっても、
やがては敗北者が手を引くと、
気楽に考えているかもしれません。
あるいは、戦前の日本国民のように、
自分たちが必ず勝つと考えているかもしれないです。
ゴリラの社会のように、
力の強弱が明らかになれば、
弱腰の方が引き下がるという考えかもしれません。
軍事力の勝るものが勝つという、
これまでの歴史で繰り返された、
古い時代の戦争観です。
いずれにせよ、
民衆は正しい認識を得ているとは思えません。
現在は一昔時代のような武力誇示で、
かたがつくという単純なものではありません。
武力衝突は共倒れに終わるという結末を、
中国国民の多くは予見することができません。
第三光線の最大の欠点である
情報操作が行われている国で育った、
戦後生まれの若者たちは、
武力を使っても、自分たちは無傷のままだと思っているようです。
私たち日本国民は、
中国ほどには情報操作されていませんから、
戦争の悲惨さが分かっていて、
一発即発の危険性も理解できます。
多くの中国国民は、
そのようなことを認識していないように感じます。
無知ということは恐ろしいことです。
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