秘教日記

フランスの国旗トリコロールは、
自由・平等・博愛を表しています。

これは１８世紀にフランスで発生した、
フランス革命の時の有名な標語を三色で表現しています。

自由・平等・博愛は、
今なお私たちが目標として掲げるべき標語です。

フランス国内はどうかわかりませんが、
パリっ子と言われる人々には、
隠しがたいある種のエリート意識があります。

日本でも、京都の人々の中には、
自分たちは天皇様がお住まいになっている都の住人だから、
地方人とは格式が異なっているという、
古代の変なエリート意識の澱のような、
意識をいまだに感じることがありますが、
それと似ています。

フランス人の中には、
「朕は国家なり」と宣言したルイ１４世の時の、
フランスが世界の中心である、
という変なエリート意識の澱を感じることがあります。

移民でフランス国籍を得た人々は、
フランス国内で自由・平等を謳歌できたでしょうか？

アメリカ憲法は自由・平等を保障しているというものの、
実際には隠然として差別がなされているのと同じです。

フランスではイスラム教徒を名乗るだけで、
差別されることは容易に想像できます。