「・・・
わたしの到来は、古い秩序の終わりを意味する。
もはや人類の目的にそわない、
役に立たないものはすべて、捨て去られる。
・・・」(メッセージ第4信より引用)
ベンジャミン・クレーム氏はその著書「協力の術」の中で、
「結晶化」と言うことについて述べています。
肉体を初めとし形態を持つものは、
時とともに柔軟性を失って、
凝り固まっていきます。
人の考え方も覚者の観点からは形態ですから、
これまでは当然のことであると考えていることも、
愛と正義という点から考えて、
今の時代にふさわしくない考え方や、
真の正義がなされない、
固着した考え方があります。
愛と正義が行われない考え方に基づく組織は、
より斬新なアイディアで作られる
新しい組織に取って替られます。
霊的情報を伝える団体についても、
例外ではありません。
これまでも多くの霊的団体がつくられましたが、
今では昔の出版物を販売するだけの活動しか行こなっていません。
このことをイエス・キリストは「新しい酒は、新しい革袋に」と、
表現しました。
古い革袋は結晶化して、
破れるからです。
新しい酒(スピリッツ=精神)である、
愛と正義が行われる組織とは、
どのような組織でしょうか?
そこでは自由に呼吸できて、
息苦しさを感ぜず、力強く活動できる有機的組織です。
自分の考え方が、
愛と正義に叶っているかよく反省しなければと思います。
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