世の中の事件のことごとくはマインドの不正直さと関わっています。
私たち人類がイニシエーションの道を辿り、
「惑星の囚人」という状態から解放される三つの条件の第一に、
マイトレーヤがマインドの正直さを挙げているのも、
納得できます。
人類のマインドが発達し始めた最初の頃、
それはモーゼに率いられて、
「ユダヤ民族」がエジプトから脱出する時代に始まります。
その時代にモーゼによって「十戒」が示されましたが、
その中の「盗むな」という戒めは、
マインドの正直さを保つべきことと同じことを述べています。
神がモーゼを通して人類に伝えた十戒は、
後の時代に人間によって作くられる法律の元となっています。
嘘偽りを行うことを法律によって戒めても、
私たちは自己保存を理由に、
マインドの正直さを保つことが今もできません。
このことが如何に難しいことであるかが分かります。
coco一番の廃棄カツ横流し問題、
甘利元大臣の収賄あっせんの事件にしても、
根本はマインドの正直さと関わっています。
イニシエーションの道を辿ろうとする者は、
「マインドに正直に、スピリットに誠実に、無執着」
を実践しなくちゃ。
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