秘教日記

いつかのブログでマイトレーヤの澄んだ光のことを書きました。
この言葉から連想したことがあります。

今の時代、情報が錯そうしていて、
何が真実であるか判別しがたいです。
専門家と言われる人の判断に頼らざるをえませんが、
専門家と言われている人の判断も間違いがないとは言えません。

自分で判別することができず、
しっかりとしたビジョンを持てないと、
無意識的にも不安の気持ちが忍び寄ります。

これは私たちが自然の中で自分の感性に頼って生きる
ということをなおざりにしてきた所為です。

野生の動物たちは、
自分を保護するために、
嗅覚や味覚・触覚などを絶えず敏感に働かせています。

人間はマインドを発達させるという課題を与えられていますから、
動物たちほど五感の能力が優れていません。

マインドを正しく発達させるなら、
五感を頼りに正しく判別する以上に、
たぶん優れた識別能力を持つことができます。

ところが、パーソナリティ意識の発達とともに、
マインドを偽我のために活用することが多く、
正しく発達させているとは言えません。

そのため「澄んだ光」ではなく、
自分のマインドが薄暗いままに、
情報が歪曲されていても、そのことに気づかずに、
伝えられた情報を鵜呑みにする、つまり、
そのまま受け入れることが多いです。

イニシエーションの道を無事に辿るためには、
マインドの清澄さは不可欠です。

与えられた情報の真偽を、
科学的に検証したいものです。

チームプレイ
日本のU23のサッカーチームが、
リオ・オリンピックへの出場権をかけたアジア予選で、
ライバルチームを破り、
アジアグループで優勝しました。

このニュースは日本のサッカーフアンだけでなく、
日本全体を沸かせています。

スポーツにおけるチームプレイと、
グループ・イニシエーションを目指す私たちの、
グループの和合という点で、
共通点を見出す私にとっても、
とりわけ興味深いニュースでした。

U23の日本のサッカーチームが、
アジアの強豪チームに勝ち、
全勝して優勝を勝ち取ったということは、
チームプレイが完成の域に達していることを伺わせます。

チームプレイは簡単ではないです。

南米やヨーロッパの強豪チームでは、
突出した花形選手を中心にした攻撃型のチームです。
サッカーのチームと言えば、
普通はブラジルのチームやヨーロッパのチームが
モデルとなっています。

花形選手が我こそはと競合しあうと、
チームプレイは難しくなります。

日本のチームはチームプレイを主体とした独特のチームです。

チームプレイがうまくできるには、
選手をさい配する監督が謙虚でなければなりません。

権威を前面に出さず、
選手に対して、上から目線の物言いではなく、
選手のシタニタツ（unnderstand)姿勢が大切です。

これは愛を主体にしたさい配といえます。

グループ・イニシエーションを目指す私たちにとって、
参考となります。