秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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過ぎたるは猶及ばざるが如し

2016年02月09日 · コメント(0) · 日記

タイトルの諺は日常生活の様々な出来事に当てはまります。
例えば、清潔好きが高じて潔癖症となり、
病原菌に対する抵抗力が却って削がれることなどです。

日常的に過度に薬に頼る生活を送る人は、
いざというときに、薬の効き目が捗々しくありません。

これも度を超すと、
却って効果が薄くなります。

北朝鮮が国際社会のルールを無視して、
ミサイルを発射したというニュースが連日報道されています。

それに対して日本は、
ロケットの部品が地上に落下して、
国民に危害が及ばないようにという配慮からか、
ロケットを追跡するためのイージス艦だけでなく、
ミサイル迎撃システムまで配備しました。

北朝鮮としては、
自分たちの国の技術力は、
アメリカまで届く大陸間弾道弾の開発さえできると、
軍事力を誇示したかったに違いありません。
アメリカの関心をひくために。

北朝鮮の軍備と、
韓国や日本等の周辺国の軍備には、
歴然とした差があります。

北朝鮮の国民が真実を知れば、
軍拡競争をしても無駄であると気づきます。

しかし全体主義の北朝鮮では難しいことです。

戦前の日本国民は軍部の情報操作により、
大国アメリカと戦争しても神風が吹いて、
日本は戦争に決して負けることはないと信じ込まされていました。

アメリカを実際に見たことのある知識人には、
アメリカと戦っても勝ち目はないことが明らかでしたが、
そんな主張をすれば、
情報操作でグラマーに覆われていた大勢の国民から、
非国民呼ばわりされました。

だから、良識ある外交官や軍人のお偉いさんも、
アメリカとの戦争に突入せざるを得ませんでした。

北朝鮮の弱小軍備に対して、
過度の防御軍備を誇示することは、
軍拡競争を刺激するだけです。

北朝鮮の若い指導者は、
益々自分たちの軍事力を高めたいと考え、
国民に真実の状況を報せまいと必死になります。

駄々っ子を直な気持ちにさせるのは、
子供が素直になっている時を母親は目ざとく見つけ、
そのようにした方が得策であると知る、
小さなチャンスを子供に与えてあげるということを
辛抱強く繰り返します。

軍事技術の高さを過度に誇示しても、
北朝鮮の軍人たちは、
自分たちの方が優れていると、
あくまで主張するでしょう。

微妙な問題ですから、
私の言いたいことはうまく伝わらなかったかもしれません。

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