昨日のNHKTVのクローズアップ現代という番組で、
現在のがん患者の終末医療のあり方が取り上げられていました。
ガンについては、
「がんにかかって」という私の本に、
秘教治療の観点を紹介したこともあって、
とても興味を持っています。
番組の中で、
女優の樹木希林さんの、
「死ぬ時ぐらい、好きにさせてよ」
という言い方は最高です。
樹木希林さんは自らがん患者で、
がんが全身に転移していて、
現在放射線治療を受けていることを明らかにされました。
覚者方がもっとも重視している、
人類の自由意志ということが、
がん患者を通して、
人々に深く理解されてきたことが分かって、
うれしくなりました。
がん治療の抗がん剤の選択で、
副作用が強いが、
寿命を延ばす効果の強いものと、
副作用が弱いが、
寿命を引き延ばす効果はあまりないものがあるということ、
抗がん剤を選択するのは、本人以外の周囲の人でなく、
患者本人であるということが伝えられていました。
がん患者の中には、
全身への転移が告げられて、
数ヶ月後に亡くなる人もいれば、
数十年も生きながらえている人もいます。
その違いはどこから来るのか?
樹木希林さんの「死生観」に、
共感しました。
死を意識して生きる人は、
精一杯生きようとして、
真剣に命を生きようと努めます。
理由もなくがんになるのではありません。
自分を深く知るきっかけにする人が多いです。
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