秘教日記

マイトレーヤの三つの教え、
「マインドに正直に、生気に誠実に、無執着」
の生気とは何ですか？
と友人が尋ねました。

そのとき、私は「生気の原語はスピリットで、
マインドが光線の第三光線・第五光線・第七光線という、
奇数系列を代表しているとすれば、
スピリットはたぶん第二光線・第四光線・第六光線の、
偶数系列を代表するものであるとして、
感情やブッディ（直観）をさしているのではないかと思う、
と答えました。

マイトレーヤの言葉を伝えたBC自身は、
生気について次のように述べています。

「質問：心（マインド）の中に正直であることと、
　生気（スピリット）の中に誠実であることとの違いは何ですか？

「答：私の理解するところでは、
　生気（スピリット）の中に誠実であるということは
　全体的に誠実な人間であること、

　つまり人生経験における通常のあり方として、
　率直で、開放的で、自然で、包括性を持つことです。

　心（マインド）の正直さということは
　真実な言動と思考を行う能力を意味すると思います。

　自然な道として、人は本来の自分の姿ではない他の存在であると
　考えることによって自分自身や他人を騙すべきではありません。

　この二つはもちろん密接に関連しており、
　必然的結果であり、　一方が他方を生み出します。」

（ベンジャミン・クレーム著/石川道子訳）
　マイトレーヤの使命」第二巻、ｐ２９７から引用）

やや長い引用ですが、
生気という言葉をよく理解しなければなりません。

私は個人的にスピリットという言葉は、
心に浮かぶ微かなインスピレーションと捉えていました。

微かに浮かぶインスピレーションに注意深くして、
その指示に忠実に従って、行動することが、
「生気に誠実に」が意味していることだと理解していました。

「キーワードを入力してください」というところに、
生気と入力して、検索してみてください。