三島由紀夫の小説にタイトルと同名のの作品があります。
宴の後は後ろめたいような、
はしゃぎすぎたという後悔の気分に襲われることがあります。
今回のリオ・オリンピックでメダルを各国がいくつとった、
日本は世界3位の成績だという報道に接すると、
突然、オリンピック開催に反対していた、
経済的に恵まれないブラジルの人々のことを思い出しました。
一方で祝賀ムードではしゃいでいる陽気な人々がおり、
他方でその祝賀ムードを共有できない貧しい人々がいるという、
現在の地球の姿が私を宴の後の気分にします。
ひとたび、そのことを思い出すと、
TVの取材者たちとキャスターたちがアスリートたちの偉業を、
興奮気味に讃えているのをTVで見ると、
白けた気分になってしまいます。
もっと質素な形でスポーツの祭典を行い、
すべての人々が、
喜びと楽しみを味わうことができる祭典にできないでしょうか?
オリンピックのメダルラッシュで、
沸きあがる歓喜に水をさすようで、
すみません。
スポーツの祭典とは関係ありませんが、
主は次のように言っています。
「・・・
わたしの英雄になり、大計画に奉仕しなさい。
・・・
栄光への最初の一歩を今、踏み出しなさい。
・・・」(メッセージ第10信より)
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