秘教日記

人が人間界を卒業し、
覚者となるのは第五イニシエーションを受けたときです。

イニシエーションを順にしめした新約聖書には、
イエスの磔刑の後イエスの復活が記されています。

十字架の磔刑は、
第四イニシエーションを人類に象徴的に伝えるものだったと、
BCはその著書の中で伝えています。

イエスの誕生から、復活までの生涯は、
私たち人類が辿るイニシエーションの過程を、
象徴的に伝えているとBCは説明しています。

磔刑は放棄と名付けられた第四イニシエーションを象徴し、
次の第五イニシエーションが、
覚者となるときのイニシエーションでした。

アリス・ベイリー著「光線とイニシエーション」という本には、
苦難の人生となる放棄の第四イニシエーションの次には、
実をいえば、啓示のイニシエーションと呼ばれる、
第五イニシエーションがあると説明されています。

復活と呼ばれているイニシエーションは、
第六イニシエーションのことで、
第五イニシエーションの次に来るものです。

アリス・ベイリー著「光線とイニシエーション」には、
この惑星（地球のこと）で受けられる
第一から第九イニシエーションまでの
全イニシエーションが詳しく紹介されています。

啓示と呼ばれている第五イニシエーションについて、
ヨハネの黙示録（啓示の書と呼ばれている）は
そのイニシエーションを描写したものです。