「金」が今年の漢字だそうです。
オリンピックで金メダルをとった人が多かったし、
お金にまつわる事件が多くあったということから。
TVのニュースが「トランプ効果で、
株価が値上がりしている」と伝えていました。
貧しい庶民には、縁遠い世界の出来事です。
老人ホームで朝食を食べていたら、
日ロ会談の成果を報道する新聞記事を読んでいた人が、
「日本はロシアに足元を見られている」と叫けびました。
先にロシア外交についてのブログを書いたときの
私の頭の中にあることと同じことが言われたので、
びっくりしました。
阿部総理は、日本での自分の立場が有利になるように、
新聞に報道される内容が
己の手柄が少しでも強調される表現になるように
考えているということが、庶民にも明らかです。
「実質的成果は何もなかった」、
というのが多くの庶民の思いだという感想を私は持ちました。
一方、ロシアは阿部総理の思惑を利用して、
国際的孤立を免れる経済協力を勝ち取ったのは、
大きな成果でした。
今年の漢字「金」は、中身よりも、
表面の華やかさを重視する日本のパーソナリティの特徴を、
よくとらえているといえます。
上で述べた特質は、日本のパーソナリティ光線である、
第四光線の、長所でなく、短所です。
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