秘教日記

第九と言えば、色々な作曲家の第九がありますが、
ベートーベンの第九シンフォニーと了解するのが普通です。

それほど日本人には、
ベートーベンの第九シンホニーが特別になじみ深い。

毎年この時期には、多くの第九演奏会が開催されます。

私は例年通り、
ネットでYoutubの動画サイトにアップされている
第九シンホニーを聞きました。

今年はNHK交響楽団の合唱を担当する国立音楽大学の学生たちに、
合唱を指導する田中 信昭（たなか のぶあき ）さんの
合唱指導の様子を見ました。

その中で、
田中さんは歌詞の意味をちゃんと理解して歌うのと、
字ズラだけをうたうのとでは、
聞く人に伝わるものが全く違うと述べていました。

BC著「マイトレーヤの使命」の補遺には、
世界のイニシエートたちのイニシエーションのレベルが
書かれています。

ベートーベンは確か3.１です。

二千年前のイエスがキリストの媒体としての使命を果たしたとき、
誕生時には２段階でしたが、使命を終えたときには、
５段階の直前、つまり覚者となられる前の段階でした。

次の生涯、ダイアナのアポロニュースとして生涯を過ごした時に、
覚者となられたと秘教は伝えています。

もちろんベートーベンもイエス同様に、
既に人間界を卒業し、覚者となっています。

３段階の人がどのような仕事をなし遂げることができるか、
興味深いです。

第九シンホニーの合唱の歌詞の一部を引用します。

”・・・
　貴方の御力により、
　時の流れで容赦なく分け隔たれたものは、
　再び一つとなる。

　全ての人々は貴方の柔らかな翼のもとで兄弟になる。
　・・・”

第九の歌詞は、
メッセージの中の言葉と同じ意味を伝えています。

人類は、皆兄弟であるということを、
伝えています。