以前に中国人留学生の夫婦が毒キノコを食べて死亡したという
新聞記事を紹介したことがあります。
一般的には毒キノコはケバケバシイ外観をしていて、
見ればすぐにそれと分かります。
しかし、
中には形も色も食用キノコとそっくりのものがあります。
突然毒キノコのことを思い出したのは、
オカルトの道でも、同じようなことがあるからです。
ハイラーキーのイニシエートたちとそっくりですが、
最終的に左手の道へとつながっていることに、
注意を促したいからです。
サイキック能力を発揮する点や、
高度の知力を誇示することから、
超能力に憧れる人を引きつけますが、
ついて行くと恐ろしい目に会います。
イエス・キリストの言葉に、
”狭き門から入りなさい”というのがあります。
狭き門は奉仕と無執着と放棄の道の上にあります。
どれほど、お腹がすいていても、
毒キノコには手を出さないように、
識別力を培っておきたいです。
ohira // 2017年02月06日 9:22 PM
無執着と放棄は第四イニシエーションの時、発揮すべき美徳ですね。
明晰なパーソナリティーと、魂が戦い魂が勝利します。
住者に魂が勝り始めるのは、進化の3分の2の地点。
つまり、3.3333・・段階においてです。
3はバランスの数字ですべてが3になったとき逆転が起こります。
それまでは、パーソナリティーのほうが強いでしょう。
第三段階は象徴的に28歳であり、メンタル体の完成を意味します。
人間は、女性のほうが発達が早く、若ければ、女性のほうが成熟していることが多いです。男性は若いときは、自分の考えなどで視野が曇っています。
陰の原理であるパーソナリティーと陽の原理である魂が逆転する段階と、男女の成熟度の差が重なる
30歳ごろがダブるのは秘教的に興味深いです。
この地上で起こっていることは、霊的な比喩だとつくづく思います。
上にあるごと下にも然り とヘルメスは言いました。
なお覚者は年齢とイニシエーションの関係を以下のように描写しています。
14歳 第一段階
21歳 第二段階
28歳 第三段階
35歳 第四段階
42歳 第五段階
49歳 第六段階
63歳 第七段階
第二段階は少年期
第三段階は青年期と関係することがわかります。