この童話を”マインドの正直”との関連で繰り返し取り上げました。
童話は、深遠な秘教的知恵をふくむことが多いです。
子供の純粋な心には印象が深く刻まれるからです。
世俗の知恵にまみれてしまった
大人の心には訴えることがありませんが。
イソップ童話は生活の術を大人にも伝える物語です。
多くの童話は、高い段階のイニシエートたちが、
道の探究者;志願者にイニシエーションを準備させるために、
法則を伝えたものです。
中でも金の斧の話として知られている
正直者のきこりの話は今の時代には、
とても大切だなーという感じ。
会社組織は利益を上げるために、
ささいな嘘をついて大損害を被ります。
食品を扱う企業は、もうけようとして嘘をつき倒産さえします。
個人でも自分の地位を守るために、
目の前の利益欲しさに嘘をつきます。
自分では、してやったりと巧みに嘘をつきますが、
嘘をついたということを本当の自分には偽ることができません。
ささやかな嘘と思いがちですが、
どんなに些細な嘘も、
宇宙の法則から逃れることはできないと知りました。
主は私たちに伝えています。
”マインドに正直、生気に誠実、無執着を実践しなさい”と。
辛い思いをすることがありますが、
過去世で嘘をついたカルマの負い目を償還できる機会だと思って、
感謝してその辛さに耐えることにしました。
ohira // 2017年03月12日 5:27 PM
他者や自分を傷つけないためのやむをえない嘘はあるかもしれません。
ohira // 2017年03月12日 5:28 PM
孔子は言いました。
私が思う孝行者とは、父が盗みを働けば、それを隠すものである。と。