ある時、知人の一人が両極端は似通っている、
と言いました。
極右政党と極左政党はいずれも自分たちの主張を、
極端と思われる形で表明しています。
唯物主義の欲望に支配された
幼い人は欲望の本能のままに行動します。
覚者方も奉仕の欲望の赴くままに、
それが本能のごとく振る舞います。
幼子の両極端と言えば、次のようなことを思い出します。
私が、小学生低学年のとき、
4,5人の友人たちと自分の親類にどんな偉い人がいるかを
自慢し合いました。
仲間の一人が”親戚には警察官がいる”と言って
自慢しました。
その時私は”おれのにいちゃんは、
警視庁の巡査になるんだ”という話をしたら、
わんぱく仲間たちがたじろいだ。
誰もそれ以上の自慢をしようとしなかった。
今思えば、幼稚な自慢合戦でした。
ところで、北朝鮮が軍事力の誇示するために、
ミサイルを発射したことで、
日本をはじめ、国際社会は騒いでいますが、
何となく小学生低学年の自慢合戦と似ています。
「イソップ童話のおろかなカエル」の話を
ご存じの方もおられるでしょう。
これまでのお話は、進歩度の幼いことを述べたものです。
無垢さ純粋さを顕す幼子は、
世俗の悪知恵を身につけた大人たちより進歩度が進んでいます。
イエスは幼少時に貧しい人たちに施しをするように母親に頼みます。
それを聞いて母親のマリアは、心を打たれ、
イエスの要望に応えようと、
自分たちの乏しい食べ物から施しものを工面します。
幼いながら、私たちが見習いたい純粋さですね。
ohira // 2017年03月11日 6:40 PM
昔の聖書には、幼いイエスが、ニ匹の蛇を両手で、窒息させる物語がありました。
これは相反するものからの自由を意味します
秘教的には、蠍座における勝利を意味します。
この勝利により、フィクストクロスを降りることが可能になります。