秘教日記

今朝起きてＴＶを見ると、
福岡地方の集中豪雨の被害状況を伝える映像が映されていました。

映像を見ながら、
自分の心の中でこれまでに経験したことのない感情が、
湧いていることに気づきました。

かつての自分は、
自然災害に出会った人の不幸を見ても、
”自分とは関わりのないことだ”という
乾いた心で自分を眺めていたことに気づきました。

今は違う感情が湧きおこってくるのを
感じます。

”・・・この罪悪は、わたしを辱めてやまない。
　・・・
　あなたがたはこれらの人々が死ぬのを目の前にしながら、
　いかで自分たちを人間と呼ぶことが出来ようか？
　・・・”（メッセージ第１１信より）と。

主が伝えているのを
”なるほど”と思います。

メッセージ第１１信で伝えているのは、
自然災害に出会う人々ではなく、
飢餓で苦しむ人々で、
いわば人類の利己主義の犠牲者です。

”自然災害ではなく、
　人災による不幸に出会った人々に対する同情の気持ちが
　芽生えるかどうかは、
　私たちが本来の人間としての心を持つか否かの
　試金石になっている

　同様に自然災害による不幸に出会った人々に対する
　同情心が芽生えるかどうかは、
　人間としての本来の心があるかどうかの、
　試金石となっている”

この時代になって、
頻繁に自然災害が増えているのは、
この時代は特異な時代で、
私たちが進むべき道の分岐点を示すためかもしれません。

一方は、常識的な同情心があって、
絆を強くする人の進む道と、
他方は、自己満足と、我関せず、
の態度を取り続ける人が進む道です。

乾きすぎた心にならないように気をつけたいです。