秘教日記

”禍福はあざなえる縄の如し”
という中国の諺をブログに書いたことがあります。

”盛者必衰の理”という
　仏教思想を取り上げたこともあります。

アクエリアス（水瓶座・宝瓶宮）のサイン記号は、
交流電流の波動のように波線で表します。

これらのことは運勢が上下することを告げています。

人の運勢が隆盛のとき、
上昇する運気に乗って、
どのような行為も好都合に運ぶかもしれません。

”この世をば我が世とぞ思う
　望月の欠けたることもなしと想えば”（藤原道長の歌）

善カルマの成果を収穫すれば、
人は有頂天になって、
自分を大いなる存在と考える。

しかしその後の衰運を経験すると、
藤原道長の歌に謳われていることの意味が分かります。

月が満月となり、次第に欠けていくように、
すべてのことは満ち欠けを繰り返すのだ、と。

月を含め、
自然界のすべてのものは、
真理を人間に伝える象徴です。

そして、運勢が下降するときは、
過去の悪カルマの果実を取り入れることになる。

カルマの主方は、
因果応報の理を人間に気づかせようと、
自分が行ったことと同種の出来事で、
果実を収穫する機会をもたらす。

私は、
「カルマの結び目」という
アグニ・ヨガの教えを紹介しました。

今再び、
振り子の運動を思い出します。

左右に揺れて振動している振り子は、
重力の法則のもたらすもの。

物理の様々な法則は、
霊界の法則の物質界での表れです。

物理学の引力は、
宇宙の主光線である第二光線：
愛の光線の物質界での顕れと秘教は伝えています。