秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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勧善懲悪のこと

2017年08月21日 · コメント(0) · 日記

この施設には大型のTVスクリーンがあり、
毎日午前11時頃には、入居者の誰かが、
「暴れん坊将軍」を見ています。

この番組が老人たちに
飽きられることなく見られていることを知り、
フト「水戸黄門」というTV番組のことを思い出しました。

”この印ろうが目に入らぬか”

これは誰もが知っている
「水戸黄門」というTVドラマの大団円の場面で
老公お付きの家来である角さんが言うキメ台詞です。

私が小学四年生の時、TVでこのドラマを見て
印ろうが欲しいと思い、
平らにへしゃげた竹を削って、
似たような印ろう作りました。

このTVドラマは、
50年以上も続く長寿番組だということが分かります。

幼い子供は、
悪党をやっつけるヒーローの姿に憧れるというのが、
今も昔も変わりません。

正義をはずれた悪人を、
権威ある者が懲らしめるというパターンが
子供のころから私たちの意識に印象づけられます。

「暴れん坊将軍」も「水戸黄門」と、
似たような勧善懲悪のドラマです。

これら二つのドラマは、
私たち日本の代表的ドラマと言えます。

外国でも日本と同じようだとは思いますが、
悪党を権威ある者がやっつける筋書きのTVドラマは
世界中で人気を博しています。

毎回同じパターンの勧善懲悪が、
人々に長く愛されていることに、
私は個人的にフト不安を覚えました。

悪人を懲らしめることは
正義に叶うことであり、
当然のことだという庶民の思いに
異議があるわけではありません。

ですが勧善懲悪の倫理観は、
憎しみの連鎖を断ち切るどころか、
善人悪人を決めつけ、
悪と断罪した者を憎むという感情を私たちは
ずっと持ち続けることになるからです。

これについて、次回でも考察したいです。

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