この言葉は秘教の第一公理です。
友人の質問をきっかけに、
この句の意義を考えてみました。
秘教徒は、
この言葉が真理を言い表していることを、
体験を通して徐々に認識します。
エネルギーは様々なレベルのものがあり、
私たちの意識レベルでは、
感情エネルギーが主なものです。
そして個人的欲望の動機に基づく感情を
『マインド』の思考と思いがちです。
情緒体の思いを思考と理解しがちです。
集中した長く継続された欲望の感情も、
一定のエネルギーを動かすかもしれませんが。
しかし、普通は情緒体で思うことは、
疑いの気持ち・不安な気持ちなどが入り混じって、
清澄なメンタル体が思考するようには、
エネルギーは流れません。
だから”エネルギーは思考に従う”と言われても、
そんなものかな、と思うだけで、
公理の言葉だとは考えません。
現象は望む通りには物質界に生起しません。
個人的欲望に終始する人が、
”エネルギーは思考に従う”
という秘教の公理を悪用するなら、
世界が混乱してしまう。
だから、”エネルギーは思考に従う”と言われても、
この言葉が真理を伝えているとは理解しないです。
アンターカラナを建造し、
マインドの思考に到達しなければなりません。
アンターカラナの建造は、
DK覚者が『新しい時代の教育』の中で述べているように、
ボランティア活動によって推進されます。
ボランティア活動が喜びの中でなされ、
「神の子」という自覚を持ち、
創造的思考をするようになった人にだけ、
秘教の公理が真理であることを神は伝えられる。
世の中に、神の平安が訪れますように。
Verde // 2019年06月27日 9:37 PM
”エネルギーは思考に従う”この公理は、占星学的にも活用することができます。
占星学初級講座の中でも取り上げています。