正直であることが、
企業には個人以上に求められる。
正直であることは、
企業に限らず私たち一人ひとりにとっても、
真我の基本条件であることをついつい忘れてしまう。
人でも企業でも、ごまかしや不正直は、
はじめは、「ごまかしがばれなければ、得をする」
と思う。
しかし、隠しおおせることはなく、
いつかはそのしっぺ返しがあるに違いない。
資格を持たない者が検査して、
資格を有する者が検査したことにすれば、
完成までの時間を短縮し、
経費節約ができると経営陣は目論んだにちがいない。
その不正が露見して、
大量の車をリコールすることになって、
経費の節約どころか、日産は多額の損失をすることになった。
私たちは、
自分の嘘偽りの結果を予見することができません。
政治家を含め、多くの人が、
得したいばかりに嘘をつくことがないとはいえません。
大企業の不正は露見した時には、
大きな損失を蒙ることがわかりました。
有名人も、嘘や正直さを疑われるときには、
社会的地位を失います。
日産の不正検査問題で、
正直者のきこりが「金の斧」を手に入れる童話と、
マイトレーヤの「マインドに正直」という教えの、
意義を改めて知ることになりました。
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