自身の記憶力に不安を感じたのか、
突然パタンジャリが記憶について述べた教えが
脳裏に浮かんできました。
”怒りは、記憶の混乱を引き起こす”と、
パタンジャリは「ヨガ経典」の中で伝えています。
認知症の方の記憶は、
過去に繰り返していたことが、
澱のように残っていることが主で、
新たなことを記憶することが難しい。
私たちは、
怒りの感情を持たないようにして、
怒りの感情を抑えるという事態は避けるべきです。
怒りの感情は、
或る種のホルモンを血液中に分泌させ、
それが記憶を司る脳細胞を破壊するのではないでしょうか?
違っているかもしれません。
老人ホームで他の人たちの生活を見ていて、
感じることがあります。
現在は認知症のことは社会的に問題となり、
マスコミで取り上げられていますから、
知らない人はいないでしょう。
認知症という病気の原因とその治療法は、
現代医学には未知のままです。
私自身ボケが始まっていないとは言えませんが、
若い人々に伝えておきたいことがあります。
認知症の内因の一つとして私が想像するのは、
患者の方の若い頃のコントロールされない怒りの感情や、
他者を支配し続けたカルマ的負債の償還として、
認知症が発症するのではないかと想像しています。
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