私の40年前の体験の話です。
自宅の小さな庭でキャベツを育てたことがあります。
素人の野菜作りで、
見た目にもおいしそうでなかったです。
虫だらけでももったいないと収穫しました。
それに至る所に虫喰った跡の小さな穴があいていました。
農薬を使わないから虫たちは敏感に察知して、
私の畑に集まってくる。
薬効のある植物を図鑑で調べると、
キャベツもその一つとして載っていました。
見た目の悪いキャベツでしたが、
細く刻んで、病気で食欲をなくしていた家内に食べさせました。
驚いたことに、
刻んで虫食いのあとが分からなくなっていたせいで、
家内はいやがらずその生のキャベツを、
”おいしい”と言いながら、全部食べました。
そして風邪の病状から早く回復したのです。
話は変わって、
昨夜(12/11)のNHKTVのニュースで、
自分の子供たちが障害者なので、
自然農法で野菜を育て、
障碍者を従業員として雇い入れている、
農業事業者を紹介していました。
その会社の育てた野菜が、
高名なフレンチのシェフの料理の材料に使われ、
評判になっているという。
その農業経営者は、
農薬も肥料も使わない自然農法で野菜を育てるという。
この番組を見て、
フト40年前のことを思い出しました。
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