若い頃、1970年頃のことですが、
農業に興味を持ちました。
シュタイナーの人智学の本のどこかに、
化学肥料が大量に使われ、
地球全体の土壌が死滅しかかっている、
という記述を読みました。
化学肥料を使うと、
土が生きた窒素でなく、
死んだ窒素を含むようになって、
農産物は栄養価がなくなっていくと説明されていました。
土を自然に返す農業を育成しなければならない、
と思い、福岡正信氏が実践する農薬や肥料を使わない、
自然農法に関心をよせました。
桜沢如一の身土不二や地産地消の運動にも興味を持ちました。
現在少子高齢化が進んで、
地方で人口減少が進み、農業に携わる人が少なく
耕作放棄された農地が多いと聞く。
このままでは、
農業生産が衰退してしまうと心配していましたが、
TVでみるかぎり、
各地で魂の農業生産に携わる独創的な人々が、
出現していることを知りました。
単にお金を儲ければよいという考えで、
見映えだけよい農産物を作る人が普通でしたが、
真に体によい農産物を作る人が、
増えています。
文明が、大転換されつつある前兆かもしれません。
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