甦り
昨日(12/22)の愛知TVの夜の番組で、
様々な「都市伝説」が紹介されていました。
その一つ。
死後自分の肉体を冷凍保存し、
未來の科学で自分の過去の記憶をアンドロイドに注入して、
”甦り”するという科学の神話が紹介されていました。
”信じるか信じないかは、あなた次第”
これは物質科学の信奉者が、
信じるかもしれませんが、
秘教科学を学んだ私には、
到底信じることができないことです。
高額のお金を支払うことができるお金持ちが、
液体窒素で死体を冷凍保存している。
ところで、
この甦りの信仰はどこから来ているのだろう?
日本にも、岐阜県谷汲山にミイラで有名なお寺があり、
高野山の空海もミイラとなって、奥の院に祀られている。
エジプト・ピラミッドのツタンカーメンのミイラは
よく知られています。
”甦り”の言い伝えは古代からあり、
一種の憧れとなっています。
大自然も周期が巡ることで、
復活を暗示しています。
”甦り”と同じ意味の、
”復活”は大自然によって、
毎年春に繰り返されています。
話は秘教の世界に飛びます。
イニシエーションにも、
”復活”と名付けられたものがあります。
新約聖書のなかで、イエスが死から蘇えり
復活のイニシエーションを私たちに示しました。
現在の復活祭は、
この出来事を人類が永く記憶に留めるために、
この出来事を記念して毎年4月の満月に催される。
しかし、その意味が真に理解されているとは、
言い難い。
明日は、復活の意味について、
アリス・ベイリー著「光線とイニシエーション」を引用しつつ、
秘教的観点を紹介します。
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