秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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甦り(2)

2017年12月25日 · コメント(0) · 日記

「ヒマラヤ聖者の生活探究」叢書の第何巻かに、
「甦ったチェンダーセン」という章があり、
老齢で死去したと思われたチェンダーセンが
若々しい肉体となって再生し、
その体験談を語ります。

「宝瓶宮福音書」という本では、
エジプト・ギゼーのピラミッドの内部にある、
王の間の石棺で復活のイニシエーションが行われたと、
ピラミッド学と同様の記述を読みました。

本当かどうかは、
私には確かめる方法はありません。

アリス・ベイリー著:
「テレパシーとエーテル体」という本には、
人間の構造は大宇宙の構造と同じで、
肉体とは別の
情緒体・メンタル体・コーザル体などから構成されていて、
肉体の死と同時に、
生前の記憶はそのエッセンス部分が、各ユニットに貯えられ、
次の肉体権化時に引き継がれると示されています。

大自然も循環と復活の事象を
至る所で表している。

にもかかわらず、
ローマ帝国時代の支配者は、
自分の考えをすべての人民に押し付け、
聖書から輪廻転生の記述を取り除き、
支配に都合がよいのか、それとも理解できなかったのか、
人間は一生涯だけである、
という考えを世界に流布させました。

私たちが瞑想を多く実践して、
その結果、意識の連続性を獲得しない限りは、
過去世で獲得した
ありのままの経験を記憶に甦らせることはできない。

先に紹介した「テレパシーとエーテル体」という本には、
死後、肉体は土にかえりますが、
生前経験によって獲得した知識のエッセンスは、知恵となり、
アストラル永久原子・メンタルユニット・コーザル体などに
保存され再生し肉体権化した時に、
経験のエッセンスが復活すると示されています。

秘教の教えで、実践が強調されるのは、
何度も繰り返されて習慣となり、
その人の性格に組みこまれた程の、
体で覚えた知識だけは、
再生時に甦ると言われています。

本で読んだだけで実践されなかった知識は、
肉体の死後、チリのように忘れ去られます。

唯物科学の信奉者たちが、
死体を冷凍保存していても、
生前持っていたと同じ詳細な記憶は、
イニシエーションのようには蘇らない。

ところで、
甦りが私たちの一つのあこがれとなっているのには、
なんらかの理由があるはずです。

エジプト・ピラミッドのミイラが示すことは、
古代文明のなかで、
復活のイニシエーションを受けて、
若返った肉体を持ったイニシエートが存在していたに違いない、
というのが私の推測です。

次回は、イエス・キリストが、
磔のイニシエーションの後に復活と昇天のイニシエーションを、
人類に啓示していることをご紹介したい。

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