”・・・この時代に起きていることどもの底にある、
愛を露わにせしめよ・・・”
上の言葉はアリス・ベイリー著:
「新時代の弟子道」の中で紹介されている、
”統一のマントラム”の一節です。
話しは変わりますが、
”マインドに正直に”というテーマで、
これまでもいくつもの記事を書きました。
日常生活の中で、
老人ホームで生活している今こそ、
「マインドに正直に」という、
マイトレーヤの教えの意義を知ることができます。
老人ホームで生活していると、
同居者の人たちが、
これまでどのように生きてこられたかが、
ほの見える。
老齢となると、
その人の癖や何に最も執着していたかが、
隠されることなく表に出やすいのかもしれません。
人生の最終段階において、
偽我のマインドの癖を表現しなければならない、
というのは悲しいことです。
「マインドに正直に、」の教えの重要性が
日常生活の中でひしひしと感じられるのは、
まさしく”底に流れている(神の)愛”のためですね。
これまでの理解では、
人のマインドの使い方のカルマ的成果は、
今の生涯中に分かるのでなく、
次の生涯以降に現れると考えていました。
ところで、
孔子は”吾、日に三省す”と言いました。
これは、日に三度反省するという意味ではなく、
マイトレーヤが教えているように、
”思うこと”と”言うこと”と”行うこと”の三つが、
正しいものであったかどうかを省みる、
という意味だったと今は理解しています。
「この時代に」おいては、そのことが分かるように、
愛のエネルギーが流れているのですね。
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