今朝(2/15)のTVニュースで、
アメリカ・フロリダ州の高校で、
元生徒の銃乱射で17人の生徒が死亡したことが、
伝えられていました。
前にも一度アメリカ社会では銃規制が難しいことを、
ブログに取り上げたことがあります。
どうしてこのようなことが起きるのだろう?
詳しい状況は知るよしもないが、
犯人の怒りの感情の爆発的行動が、
銃が蔓延している
アメリカ社会特有の事件を引き起こすのでは。
人間だけでなく、あらゆるものの
エネルギーが突如、尋常ではないほどに、
高まることがあります。
思春期の感情のエネルギーの高まりは、
地球のマグマの活動に類比できるかもしれない。
うまくコントロールしなければ、
自己破壊の衝動へと導かれる。
それは丁度火山が爆発し、
マグマが噴出するようなものである。
このニュースを見て、
私が高校生のときに、
自分の怒りの爆発にも似た行動を思い出しました。
兄と喧嘩して怒りの感情がこみあげてきました。
そして、
玄関先の木製の郵便受けをげんこつで叩き壊しました。
そのとき、
郵便受けの板はひどく傷ついて割れたのに、
げんこつの手は何も痛みを感じなかったことを感じて、
不思議な思いをしました。
その不思議さに当時の私は心が奪われたのか、
その瞬間に怒りの感情が消えていきました。
今考えれば、
それはアドレナリンの働きかもしれません。
アドレナリンは動物に危機が迫ったり、
感情の高ぶりを覚えると大量に分泌され、
肉体を闘争に備えるようにします。
それが、
郵便受けを破壊するという行動によって消化され、
怒りの感情が治まったのかもしれません。
銃規制は難しいかもしれませんが、
アドレナリンというホルモンの昇華の仕組みを
社会全体が理解し、
武道や激しいスポーツで消化(昇華)する
仕組みができるといいです。
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