自分をよく知ることは、
他者をよく知ることにつながる。
自分の兄と話していると、
いつも思うことがある。
人間関係のトラブルの原因の多くは、
”自分のものの見方・感じ方が普通で、
他の人も自分と同じように感じているに違いない”と、
考えていることが原因だ、と。
極端な場合は、
自分の考え方が最善で、
他の人にもその考え方を押しつけよう、とする。
人はたとえ同じ親に育てられ、
同じ環境で育ったとしても、
感じ方・考え方は大きく異なる。
アリス・ベイリー著”秘教心理学”を学んだ人なら、
”十人十色”という言葉が、
大切な真実を伝えていることを認める。
ところで、
自分のことでも完全に知り尽くすことはできない、
ことを先日のブログの中で、
お伝えしました。
ピラミッドの冠石が欠けているように、
人間は微妙な部分が永遠に不明となっていて、
無理数πのように、
小数点の部分が永遠に続く。
自分のことをよく知る人は、
自分の中にも、
神さまの特徴が秘められている、
と納得できるかもしれません。
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