昨夜(5/3)の夜、NHKTVで、
各政党の論客が集まって憲法改正についての討論会が、
放送されました。
それを聞いての私の随想です。
世論調査で、
70年間一度も改正されていない日本の憲法について、
改憲に賛成か、反対かのアンケートは、
ほぼ拮抗している結果が発表されている。
野党は平和憲法の趣旨を保持するには、
改憲はもってのほかと主張し、
与党は、自衛隊の存在を憲法に明記し、
その存在の違憲論議に終止符をつけたいと考えている。
話は変わって、
かつて、私がアメリカ旅行に行ったとき、
ワシントンDCでリンカーン記念堂を見学しました。
ドームの中には巨大なリンカーンの座像がありました。
その壁面には、奴隷解放を唱えたリンカーンの
有名なゲッティスバーグの演説を書いた
石版が埋め込まれていました。
リンカーン座像のあるドームと同じドームだったか、
それとも別のドームだったか、
今となっては私の記憶は確かでないですが、
トマス・ジェーファソンの名言の石版もありました。
その石版には、
”憲法といえども、
時代の流れに応じて、
改正する必要がある・・・”
というようなことが彫られていたこと覚えています。
それを読んで、
憲法は決して変化しない普遍的理念を、
文字にしたものと考えていた私は驚きました。
トマス・ジェーファソンは、
BC著/石川道子訳”マイトレーヤの使命第三巻、補遺”
によれば、第二段階のイニシエートでした。
憲法論議が広く深まって、
日本国憲法の中心柱の一つである、
”平和主義の理念”を損なわないように、
改憲論者と非改憲論者の調和点が、
見い出せるといいです。
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