トランプ政権のボルトン大統領補佐官は、
北朝鮮の非核化はリビア方式で行うと表明した。
リビアについて私たちが思い出すことは、
米軍の攻撃を受けて、
カダフィ政権が転覆されたことです。
その後のリビア国民のカダフィ大佐についての、
感想を聞くと、
カダフィ大佐は私たちが思っていたほど、
残虐で恐ろしい独裁者ではなかった。
カダフィ大佐の残虐だというイメージは、
アメリカCIAの情報操作によって作られたものだと、
私は思います。
北朝鮮の金正恩氏がなぜ核開発を停止の約束を破って、
核開発にこだわったのかと言えば、
彼の頭には、アメリカ軍が転覆したリビアは
米軍の軍事力を抑止する核を持たなかったからだ、
という思いがあったから。
ボルトン大統領補佐官が
そのことを知らないはずありません。
それなのに、
なぜ金正恩氏に受け入れがたい方式を
ボルトン氏は採用するのか?
ボルトン氏は、
北朝鮮との和平を望まず、
戦争の可能性をあくまで残したいと、
考えているに違いない。
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