昨日(5/25)トランプ大統領は、
6月に予定されていた米朝首脳会談の中止を発表した。
このニュースを聞いて、
世界中の人々が落胆したに違いない。
いっぽう、駆け引きを意図してか、
北朝鮮は米朝会談の前に予定されていた,
韓国との南北会談の中止を通告してきた。
その理由というのは、
米韓共同軍事演習を
例年通りに行ったことに対する反発である。
北朝鮮は殊の外軍事力の誇示に苛立つようです。
過去の歴史は軍事力の誇示によって、
軍事大国は外交上有利な状況を作ろうとした。
現在もそのような国はなくなっていないが。
弱肉強食の潮流の名残といえる。
南北の融和ムードが高まっていたのに。
米国に対しての人質解放のことを鑑みれば、
北朝鮮は韓国に対してとりわけ厳しく対応した。
しかし、この時点では
米朝会談の中止を表明していた訳ではない。
前もって核実験場を爆破して、
非核化の要請に応える姿勢を見せていました。
要するに、
北朝鮮は非核化の要請に応ずる素直な姿勢に対し、
自国のメンツを立てるように、
米韓軍事訓練を控えてほしい、ということでした。
米国は共同軍事演習が北朝鮮をさほど刺激することだと
思わなかったかもしれない。
ところで、
”秘教心理学/第一巻”には、
外交は第一光線:意志の様相の表現であることが
示されています。
意志の光線の表現は、
第二光線:愛の様相の影響がなければ、
破壊の様相となる。
建設か破壊か?
世界は固唾を飲んで注目している。
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