オーム真理教の教祖、
本名松本智津夫の死刑が執行されたと、
昨日(7/6)のニュースが伝えました。
ロマンチックな星空の出来事を祝うこの日に、、
愛の話ではなく、
凶悪な出来事を思い出すとは、
皮肉なことだ。
オーム真理教の事件は、
色々な意味で私たちの心を強く占有する。
かつて、
yahooの知恵袋で、
「麻原彰晃を盲信することと、
念仏を唱えれば極楽に行く、
という法然の教えを盲信することの違いは?」
という質問に回答したことを思いだしました。
地下鉄サリン事件以来、
宗教団体と見なされる団体の活動は、
公安の監視下におかれ、、
マイトレーヤという名前を出せば、
オーム真理教との関連を疑わることになっていた。
オーム事件があった1990年頃以来、
ほぼ30年間、霊的暗黒時代と言える。
11世紀頃キリスト教世界においても、
教皇の無誤謬性という名目による権威主義によって、
長い中世の暗黒時代が始まったことに似ている。
その反動で、
18世紀には宗教が批判され、
科学信奉が強まり、
唯物科学を信仰する人々が増えたかもしれません。
ところで、
秘教は20世紀に始まる”統合の時代”に公開された、
”秘教科学”という科学的霊的教えです。
神智学の系譜を受け継ぎ、
全ての宗教は一つの源、
ハイラーキーの教え、宇宙の真理に由来する、
という立場です。
秘教徒にとって、
オーム真理教の事件は、
現在人間がおかれている状況についての、
深い考察へと促がされる事件です。
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