秘教日記

私たちの中には天使と悪魔が住んでいる。

麻原彰晃を教祖とするオーム真理教の事件は、
そのことを教えてくれる。

秘教の教えの一つ：秘教占星学のなかに、
双子座（双児宮）のポルックスとカストールは、
私たちの魂意識とパーソナリティー意識という、
二つの意識の有り様の源
と示されている。

６月のジェミニの満月時：キリストの祭りの際には、
人類に意識の二重性がすべての人々に認識されるように
ハイラーキーは働きかける。

ところで、
ブログのタイトルは、
秘教徒の先駆者：ブラヴァツキーが著した「沈黙の声」
の冒頭に”低級神秘力の危険を知らざる者のために”
と題された言葉からのものです。

凶悪な犯罪の首謀者と見なされている教祖が
創設した教団には今なお新たな入信者がいるという。

この理由を私たちは考えてみなければならない。

教団に入信する若い人々は、
サリン事件を起こした、
凶悪な心の持ち主に惹かれているというより、
社会の不正義に疑問を投げかけている感じさえします。

なぜ、
麻原彰晃に惹かれるのか？

以下は、
私なりに独断と偏見で考えてみた理由です。

それは、たぶん麻原彰晃が、
低級神秘力を持っていたから、
と私は推察しています。

低級神秘力とは、
動物たちが備えている一種のエーテル視力で、
私たち人間はマインドを正しく発達させるために、
神さまが人間は一時的に眠らせるように
定めている感知力です。

我欲で太陽叢チャクラが開くと、
そのような低級神秘力が目覚めます。

一旦、低級神秘力が覚醒すると、
その能力を再び閉じて正しくマインドを成長させるのに困難な生涯をいくつも過ごさなければなりません。

この能力に惹かれるのは、
一種の超能力を得て、
社会に立ち向かいたい、
という気持ちからかもしれません。

この潜在化された能力は、
ヨガの行法によって案外容易に覚醒します。

これは一種の罠で、
真のイニシエーションの道（狭き門）を通るには、
この動物視力を抑制して、
正しくマインドを発達させなければなりません。

偽りを言わない人のマインドを。