秘教日記

今回の自然災害に会った人々の
窮状を報ずるTVを観ていて、
私は以下のように想像した。

主は私たちの無言の嘆願に応えられている。

“・・・世界中のもろもろの民は、
　わたしを呼び、わたしの帰還を請い願っている。
　わたしは彼らの嘆願に応える。・・・“
　（メッセージ第２信より）

主の助けを無意識的に求める人々が、
水害の地域にいたかどうかは分かりませんが。

しかし、
未だに大宣言ができない地球の今の状況を見て、
主はどのような心境だろうか。

話しは違いますが、
世界中の悲しみの吐息を吸い込んで、
それを喜びの息に変えてしまう、
というヨギの呼吸法の行法を
思い出しました。

災害の被災者方の悲惨な状況を見て、
“主よ、いつまで待てばいいのですか？”と、
大宣言を準備する仕事に関わっている
人々からの叫び声が聞こえそうである。

以前に、
「もし神がわたしたちの悲惨な状況を知って、
　只見ているだけなら、
　そんな神はいらない」、
と自分の無神論の理由を述べる人がいました。

世界中の苦難に喘ぐ人々の苦悩の声が聞こえるのに、
それでも主はじっと耐えている。

法（ノリ）に従って、
私たちの目に触れるために。

あまりに早すぎる大宣言は、
法を冒すことになる。

“　・・・
　機は熟しているのだが、
　わたしを迎える心の準備のできていない世界に顕れる
　ことになるだろう－
　わたしがあなたがたの中にいることを、
　まだ知らない世界に、
　・・・“
　（メッセージ第６１信より）

主は常人の私たちの心のように、
心が折れてしまうということはない。

”・・・
　わたしが世界に存在することを
　出来る限り早く人々に知らせて、
　そしてわたしの任務を公に始めることである。

　そのためには、
　わたしがあなたがたの中に在る事実を受け入れる人々の
　たゆまぬ奮闘に期待しなければならない。
　・・・”（メッセージ第５信より）

大宣言後には、
人々は人類の兄（覚者）たちの知恵を借りて、
この苦境から抜け出すことができるのに。

私の想像は、
じっと辛抱強く公けに
仕事ができるようになる機会を
待っておられる主の姿です。