今朝(7/26)のTVニュースで、
オウム事件の首謀者たちで、
残されていた死刑囚6人全員の刑が
執行されたことが伝えられた。
オウム事件を取材し続けていた江川紹子さんは、
次のようなことを述べていました。
”麻原彰晃は最期まで真相を語らなかった。
未だに多くのことがわかっていないのに、
死刑を急ぐ必要があったのか?
疑問が残る”と。
オウム真理教の死刑囚たちは、
写真に写った顔を見る限りでは、
一見真面目そうで、知性的でさえある。
中には高学歴の人もいて、
普通に過ごしていれば、
相当な社会的地位につきそうな人だと思う。
教団内では、
より凶悪性の強い行動への意向を示すことによって、
教祖の歓心を得、高い地位に就き優遇される、
という全体主義による支配の仕組みを感じました。
ヒットラーのナチス、
日本赤軍の浅間山荘事件、
海外では、テロ集団ISの独裁者バクダディー。
戦前日本の全体主義的軍部の支配も同様でした。
グループ全体からはじかれる、
という恐怖心から、意にそわないことでも行い
理性さえも失う、ということを私たちは忘れてはならない。
主は恐怖について、
次のように言っています。
”・・・わたしを手伝って、
兄弟たちに仕えなさい。
わたしの周りに近づきなさい。
そして恐怖の潮に向かって「否」と言いなさい。
わたしの覚者たちが、
この困難な時を通じてあなたがたを助け、
奈落の底から導き出してくれるだろう。”
(メッセージ第111信より)
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