今日(7/25)のデイサービスの歌の時間に、
私たちが若かりしころ歌った色々な唱歌を、
施設のスタッフと利用者全員で合唱しました。
その中に「四季の歌」があり、
その歌詞を見て驚きました。
自然の一年の四季と同様に、
人の生涯のサイクルは反復されている、
と気づきました。
人は自然の春に当たる幼年期から思春期までに、
たいていの人が初恋をして、
愛に目覚める。
男性は女性の洗練された愛に近づくために、
青年期にはその恋愛感情を女性に合せ、
壮年期には家族愛、グループ愛、人類愛へと愛が拡大する。
「四季の愛」の歌詞には、
人の生涯は一年の四季の変化のように、
壮年期から老年期と年とっていくにつれて、
意識が成熟し、愛の形が性愛から、
キリストの人類愛、仏陀の慈愛へと変化していく。
その意味で、
異性の愛を勝ち取ろうと努力する、
思春期の恋愛は大切な契機です。
残念なことに、
執着の愛で母親に育てられると、
執着の愛の相手と巡り会い、
大人になってから、
色々とトラブルを引き起こすことになりかねない。
主が三つの教えの中に、
魂意識に目覚めた後のことですが、
”無執着”を掲げているのも、
頷けます。
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