相撲界などのスポーツ界のトラブルのニュース報道を見て、
思うことがありました。
二千年前、
イエス・キリストは、
”新しい酒は、新しい革袋に”と
象徴的な表現で説教しました。
”新しい酒”とは、新しい精神(スピリット)、
”新しい革袋”とは、
新しく受け皿となる人や組織のことです。
この時代(アクエリアス時代)のキリストである、
マイトレーヤは次のように述べています。
”・・・
今日非常に必要なことは、
あなたがたの社会の機構(しくみ)の変換である。
我が友よ、
あなたがたの文明は死にかかっている
-いや、すでに死んでいる。
その灰の中から、
新しい美が育つであろう。
その基礎は愛と正義と分かち合いである。
・・・”(メッセージ第107信より)
西洋の伝統的な制度に
石工組合(フリーメイソン)の徒弟制度がありました。
優れた職人の技術を伝える組織でした。
フリーメイソンはそのような組織から生まれたものです。
しかし、この組織も形骸化され、
権威主義だけが残されました。
日本の伝統文化の中には、
西洋の石工組合に似た、
職人のすぐれた技術を伝える
親方と丁稚奉公的な弟子の制度がありました。
優れた技術を弟子に伝える親方は、
愛と正義と分かち合いの精神を持つ。
権威主義的で、
弟子の意見を頭ごなしに否定するような、
親方からは、美しいものは育たない。
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