ノーベル賞受賞者本庶佑さんが、
受賞後最初の講演内容が、
10/5のニュースで紹介されました。
その中で、
本庶さんは欲求充足型の治療法と並んで、
不安除去型の治療法が大切だ、
と述べました。
ガンの治療においては、
不安除去型の治療法の重要性を私自身痛感しています。
”がんにかかって”という著書に書きましたが、
私が”死”を恐れなかったことが、
”ガン”から回復する、
重要な原因となったと思います。
”告知”の段階で、
不安を与えないようにするという理由で、
偽りの病名を告げることは、
患者には却って不安(恐怖)の原因を作ることになります。
むしろ、
”ガン”で死ぬなら、
”余生を大いに楽しんで生きよう”
と覚悟を決めた人が、
以後却って元気になり、
”ガン”から回復し生き延びています。
病気の治療法は、
秘教の第一公理:”エネルギーは思考に従う”
と如実に関わっています。
楽観主義のマインドは、
健全状態を作るエネルギーを引き寄せ、
悲観主義のマインドのイメージ力は、
不健全状態(不都合な状況)を作るエネルギーを、
引き寄せるからです。
不安(恐怖)の除去は、
秘教的に考えても重要です。
マイトレーヤは次のようにのべている。
”・・・そして恐怖の潮に向かって「否」と言いなさい。
わたしの覚者たちが、
この困難な時を通じてあなたがたを助け、
奈落の底から導き出してくれるだろう。
・・・”(メッセージ第111信より)
コメント (0)
コメントはまだありません。