バランスは神の最も基本となる特徴であると論じたいと
思いましたが、
私自身がそのバランスの欠けた人生を歩んできたことに、
気づきました。
バランスを欠いている本人が、
”バランスが大切だ”と主張しても、
傍から見れば、滑稽だ。
でも、仏陀の”黄金の中道”の話しといい、
カルマの法則の話しといい、
バランスの大切さは常に存在する。
神のハートセンターである、
黄道十二宮の中に、
”天秤座”が含まれていて、
イニシエーションの道を辿らんとする人は、
いくつかの生涯を辿る中で、
天秤座の特質を身につけることになる。
ところで、
秘教の教えによれば、
人のハートセンターの十二の花弁(エネルギーの特徴)の内、
一番外側の四つの花弁は”知識の花弁”、
その内側の花弁は”愛の花弁”と、
一番内心の花弁は”犠牲の花弁”と呼ばれている。
黄道十二宮の天秤座は、
カーディナルクロスの一つですが、
一番内側の花弁の一つとなります。
そして、
一番内側の花弁は、
”犠牲の花弁”の一つです。
バランスをうまく取ることは、
犠牲を実践することだと理解できます。
霊的生活(祈りの科学)と、
物質生活(俗世間の生活)のバランスも、
その中に含まれている、
という趣旨が私の考えです。
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