昨日のブログに続いて、
表題のニュースで思い出したことの2番目。
日曜日(11/4)
TVでサンデーモーニングという番組で、
中米ホンジュラスの人々が、
アメリカを目指して大移動しつつあるというニュースが、
話題になっていました。
その中で、
コメンテーターの一人が言いました。
”これは ブーメランですね”と。
ブーメランと言えば、
ブーメランの法則。
日本の諺:”自業自得”というのが、
いくらかこの情況を表す。
ブーメランの法則については、
「アミ 小さな宇宙人」の中で、
アミが紹介しています。
私は、
アメリカの大企業がホンジュラスに行ってきたことを、
思い出しました。
アメリカの大企業は、
ホンジュラスに大資本を投じて、
プランテーション農業を推進し、
広大な農場にバナナなどの単一作物を栽培させたのです。
ひとたび、単一作物の価格が暴落すると、
収入が激減します。
ホンジュラスの人々はアメリカ資本の引き揚げとともに、
莫大な債務を抱えることになりました。
国内には仕事を失った貧困層の人々があふれ、
治安が悪化し、犯罪者があふれました。
収入の道を絶たれた貧しい人々は、
仕事を求めて米国に移り住もう、
と大勢の人々が思うようになりました。
この経緯は「スライブ」とい動画で、
紹介されています。
ホンジュラスの人々を自国へと呼びよせるのは、
いわばアメリカが自ら招いた事態です。
”ブーメランの法則”の現象であるというのも、
もっともです。
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