TVニュースによると、
2020年には日本の全人口の5分の1の人々が認知症の症状を持つという。
ある認知症を特集したTV番組で、
介護師が認知症患者の老人と接する時の心構えを、
視聴者に伝えていました。
介護する人は患者の目を真正面から見て、
決して上から目線の言い方をしないようにと。
”上から目線の言い方”は、
あなたよりも介護師の自分の方が上位だ、
という印象を認知症の患者に植え付け、
壁ができてしまう。
以後の介護がうまくできなくなる”と、
注意していました。
私が通っているデイ・サービスの施設の介護師たちも、
私たち利用者に対して、
常々同じ目線でコミュニケーションをとるように、
気をつけているのを私たちは感じます。
老人たちは、
とても自尊心が高く、
自分が患者として扱われることに、
ひどく心が傷つく。
認知症の症状があっても、
そのことを自認するのはつらいと感ずる人ほど、
認知症の症状が強く出るかもしれない。
会社で高い地位に就いていた人ほど、
多くの部下に囲まれて仕事をしていた人ほど、
プライドが高く、介護師のなんでもない言葉に傷つく。
私たちも兄弟姉妹のプライドを傷つけないように、
日頃から気をつけたい。
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